【労働環境狂ってる】日本の働き方が世界と比べておかしい6つの理由とは？

日本人の中で働くことは美徳と言われ、プライベートや家族を犠牲にしてまで働いている人も多いのではないでしょうか？

特に世界と比べると日本の働き方はまさに異質。

本記事では世界と比べて日本の働き方がおかしい理由と、まさにその環境から脱する方法を解説します！

もちろん仕事は大事ですが、あたりまえのように思っている「今の働き方は」おかしいかもしれません。

日本の働き方がおかしい6つの理由

それでは早速世界と比べて日本の働き方がおかしい理由を見ていきましょう！

おかしい理由は以下の6つです。

順番にみていきましょう！

あなたが普通と思っていたことが、世界では異常なのです！

①労働時間が長い

1つ目の理由は日本人の労働時間が長いこと。

厚生労働省が公表している「過労死等防止対策白書」で週労働時間が49時間以上（週休2日として1日9時間以上）の者の割合見てみましょう！

国	割合
日本	15%
アメリカ	14.2%
イギリス	11.4%
フランス	9.1%
ドイツ	5.9%

改めてみると、週労働時間が49時間以上の者の割合は、先進各国と比較して日本の週労働時間は多いことが読み取れます。

労働時間が長い理由としては

• 残業が多い
• 1人あたりの業務量が多い
• 長時間労働を求める企業文化に問題がある

があげられます。

長時間労働が評価されるのはまさに日本だけかもしれません。

②テレワークが普及しない

コロナ禍で一気にテレワークが進みましたが、それも一時的で、また社内で業務を行う企業も増えています。

テレワークで業務ができるのであれば、どんどん導入した方が良いのですが、世界的にみても日本はまだまだテレワークは普及していません。

テレワーク総合ポータルサイトの調査では、各国のテレワークの普及率は、以下の通り。（アメリカは2015年に「WorldatWork」が発表した統計）

• アメリカ：85%
• イギリス：38.2％、
• ドイツ：21.9％、
• フランス：14％
• 日本：19.1％

なんとアメリカではテレワーク普及率が圧倒的に高く、日本ではまだまだ低いことがわかります。

加えて日本の普及率のデータは業員規模が100人以上の企業を対象とした調査で、従業員規模100人未満の企業を含めたテレワークの普及率はより低いと考えられます。

日本がテレワークが普及しない理由として、経営陣がテレワークの理解に乏しいことがあげられます。

「仕事は出社して面と向かって仕事をするもの！」と未だに思っている経営陣が多いのも事実でしょう！

③給料が年功序列

おかしい理由の3つ目は給料が年功序列なこと。

最近では成果主義も増えてきましたが、まだまだ年功序列で給料も上がっていきます。

言い換えれば、若い人がどんなに頑張っても給料は上がらず、ただ座っているだけの管理職がどんどん給料が上がっていく。本当におかしい世界です。

ご存知の通り、アメリカは成果主義なので、20代30代でも結果次第でどんどん給料が上がっていきます。

もちろん、年功序列のメリットはあります（退職率が下がるなど）が全体的にやる気をそぎ、企業の業績に悪影響があると考えます。

④有休消化率が悪い

おかしい理由の4つ目は有休消化率が悪いこと。

大手旅行サイトの「エクスペディア 世界 16 地域 有給休暇・国際比較調査 2022】によると16の国と地域を比べたところ、日本はワースト2位という結果になりました。

政府が有休消化率を70%まで引き上げる目標をたてており、徐々にあがってきてはいるものの、まだ達成はできていません。
（出典：厚生労働省 年次有給休暇取得促進特設サイト）

有給取得率が低い原因は、全体の過半数の労働者が有給休暇の取得にためらいを持っていることが大きいようです。

日本の企業全体でまだまだ有給休暇の理解が乏しいことが要因でしょう！

⑤退社後の付き合いがある

おかしい理由5つ目は退社後も付き合いがあること。

他の国では仕事が終わると、プライベートな時間にあてることが多く、友人・恋人・家族と過ごすことが多いのですが、日本では仕事が終わった後も飲み会などの会社の付き合いがありますね。

しかもその付き合いは半ば強制的でタチが悪い。

参加しないと、「付き合いが悪い」と悪口を言われたり、場合によっては評価が下がることも。

特に取引先との付き合いは、会社同士の取引にも関係するので、ほぼ仕事のようなもの。

これでは仕事が終わった後も休む暇がないですね。

⑥労働時間が長いのに給料がかわっていない

働き方がおかしい最後の理由は労働時間が長いのに昔から給料が変わっていないこと。

国税庁が公表した「令和3年分 民間給与実態調査」によると、

• 2021年：平均年収は443万円
• 1991年：平均年収は446万6000円

30年前と比べてほとんど上がっていないばかりか、下がっています。

こんなに長時間働いているのに給料が上がっていない日本人。

いかに日本人の労働が効率悪いかがわかります。

給料が変わっていないにも関わらず、物価も上がり、どんどん貧乏になる日本人。

日本の働き方・企業全体（もちろん国も）に問題があると言えるでしょう。

このまま働き方を変えずに働き続けると

このまま我慢して過酷な環境の中で働くとどうなるのか？

短期的にも長期的にも辛いことが待っています。

プライベートがなく疲弊するだけ

このまま

• 労働時間が長い状態が続く
• 有休消化率悪い状態が続く
• 仕事後の付き合いが頻繁にある

のような従来の日本の働き方をずっと続けていくとプライベートがなく、まさに「仕事をするために生きている状態」になってしまいます。

そうなると心身ともに疲弊してしまいます。

極端なブラックな環境からはいち早く抜け出さなくてはいけません。

70歳になるまで働く必要がある

従来の日本の働き方は、60歳で定年を迎え引退して余生を過ごすとされてきましたが、今では年齢者雇用安定法（高年齢者等の雇用の安定等に関する法律）により、65歳まで引き上げられました！

さらに70歳までの就業機会の確保が企業の努力義務となりました。

どんどん年金の引き上げ年齢も上がり、今後一生現役でいることになるかもしれません。

そのような中、過酷な労働環境の中、一生働きたいですか？

もちろんこのまま今の会社にい続ければ、安泰かもしれませんが、その変わり70歳まで働き続けなければいけません。

過酷な状況で働いている人は、今一度自分の働き方を見直す必要があるのではないでしょうか。

働き方がおかしい？対策は？

ここまで見たあなたは日本の働き方はおかしいと思うようになったはずです！

それではそのような過酷な労働条件から脱するにはどうすればよいでしょうか？

対策は２つあります！

順番に見ていきましょう！

①転職（外資系企業に転職もOK）

直ぐにでも環境を変えたいなら転職！

なんだ転職かよ？と思った方もいるかもしれませんが、最近では働き方改革もあり、労働条件が大幅によくなっている会社もたくさんあります。

例えば、

• リモートワークOK
• 特別休暇あり
• 1週間以上の長期休暇OK
• フレックスタイムOK（働く時間を選べる）

のような従来の日本では考えられない環境の会社もでてきました！

転職をして良い環境・条件で働くことは一般的なことです！

②副業をする

短期的には環境を変えられませんが、何年後かを見据えて必ずやっていた方が良い副業！

なぜなら副業は多くのメリットがあるだけではなく、あなた自身の人生をも変える可能性があるからです！

その理由はこの後解説します！

別記事【スキル不要で未経験でもできる副業 ↗︎】から【お金が一切かからない副業 ↗︎】を紹介！これからすぐに副業を開始できます！

労働環境を変えたい人に副業がおすすめの理由

労働環境を変えたい人は是非副業を始めてみましょう！

なぜなら副業は多くのメリットがあるから！

ここからは副業の主なメリット3つ解説します。

①収入が上がる

副業をすることで、もちろん収入が上がります！

収入が上がることで、気持ちにも余裕がでて、会社に依存しない働き方ができるようになります。

例えば会社に依存しない働き方とは

• 無理して残業をしなくなる
• 会社の評価が気にならなくなる
• 昇給やボーナスが少なくても焦らなくなる
• いざとなったら会社をやめるという選択肢もできる

などがあげられます！

労働環境が大変な中、副業は大変かもしれませんが、頑張ってやり続けることで収入が上がり、結果会社に依存しない働き方ができるようになるでしょう。

②スキルが身に付く

他にも副業をおすすめする理由として、スキルが身につけられると言う点があります。

スキルを身につけることで、本業にも生かすことができますし、スキルが必要な副業は全体的に報酬が高く、収入を大きく上げることができます！（難易度は高めですが）

スキルの中には習得すれば、半永久的に稼げる夢のようなものもあります！

そうなると、フリーランスも視野に入り、過酷な日本の労働環境から抜け出すことができます！

大げさではなく、スキルを身につけ副業で稼げるようになると、人生の選択肢が広がり、あなたの人生は更に充実したものになるでしょう。

③人生の選択肢が広がる

副業をして稼げるようになると、副業の経験を生かし、転職 or フリーランスなどあなたの人生の幅が広がります！

フリーランスになると、労働環境を自分自身で決められることも強みです！

もう会社に縛られなくてすむのです。

副業をすることで、自分で稼ぐ力身に付き、会社に縛られなくなるのが最大のメリットと言えるでしょう！

フリーランスのメリットになると何事も自分で決められるようになります！

• 休みを決められる
• 働く時間を決められる
• 住む場所を決められる
• 仕事相手を選べる

反対に副業しないとやばい理由を別記事【副業しないとやばい理由！ ↗︎】で解説していますので、あわせてご覧ください！

それでも今の会社に残るなら

「それでも中々、転職は厳しいし副業する時間がないよ」という方。

もしそのままの労働環境で働くのを選ぶのであれば、最低限以下3つのことを意識してみてください。

少しは気持ちがラクになり、余裕が生まれるかもしれません。

①無駄な付き合いを減らす

無駄な付き合いを減らすのは大事なこと。

無駄な付き合いというのは、「気が進まない断れる会社の飲み会」などです。

もちろん断ることができない付き合いもあると思いますので、まずは回数を減らすことから始めてください。

そして退社後は全力であなたの時間に使ってください！

それだけでも心身ともに少しラクになるかもしれません。

②残業しないことを心がける

残業をしているのであれば、少しでも残業を減らす努力をしましょう！

もしあなたの職場が定時で帰りにくい雰囲気でも、周りに気にせず退社すること。

最初は周りの目が気になるかもしれませんが、だんだん周囲からも「定時で帰るキャラ」と認識されるようになります！

定時で帰ることは仕事が早く終わっているので本当は良いことなのに、日本の悪しき習慣で残業が美徳になってしまっているのが腹立たしいです！反対にアメリカでは、残業する人は無能扱いされます。

周囲を気にせず堂々と帰れば良いのです！

③休日はしっかり休む

最後にあたりまえですが休日はしっかり休みましょう！

意外とできていない人が多く、休みでもメールチェックや資料作りなど完全に休めていない人は多いと思います。

休日は一切仕事のことを考えるのをやめて、休むことに専念することを心がけましょう！

まとめ：日本の働き方は世界と比べておかしい！気づいたら即行動！

日本の働き方は世界と比べておかしいことがわかったと思います！

おかしい理由をまとめますと

• 労働時間が長い
• テレワークが普及しない
• 給料が年功序列
• 有給消化率が悪い
• 仕事後の付き合いが多い
• 労働時間が長いのに給料は昔から変わらない

これすべて、世界的にみてもおかしいことです！

ちなみに「過労死」という言葉は日本にしかありません。英語でも「Karoshi」と言います！これだけでも日本の労働環境は狂っていると言わざる得ません。

日本に住んでいるとあたりまえになっていることがたくさんありますが、いち早く気づき「おかしい」と気づき行動するしかありません！

日本の労働環境は今直ぐには変わらないでしょう！だからこそあなた自信が変わるしかないのです！

副業や転職をして、自分の労働環境を変えていきましょう！