【現役移住者が語る】沖縄移住は最悪？失敗多数？移住が成功するおすすめの仕事（働き方）！

空港に降り立つと沖縄ミュージックが流れ、南国の花とめんそーれの看板がお出迎え。外を出ると透き通った青い空！一気に高揚感が高まります。

青い海でアクティビティ、異文化体験、快適なホテルステイを楽しめば、あなたも沖縄の虜！

「あー沖縄最高！いつまでもこの環境にいたい！移住したい！」 と思うはず！

この非日常な体験を毎日経験したいと、移住者に大人気の沖縄。

実際年間30,000人が移住してくる沖縄ですが、沖縄に馴染めず帰る人もたくさんいるのも事実です。

理由は様々ですが、沖縄移住に失敗する最大の理由は、低収入や物価高などの金銭面だと筆者は感じています！

本記事では、リアルに沖縄移住した私が、沖縄の仕事にスポットをあて、金銭面をクリアし沖縄移住を成功させる仕事の選び方に（働き方）ついて解説します！

この記事を読むと、「沖縄移住したい！」 という方の悩みや不安を解消していきますので、移住に前向きになるでしょう！

是非最後までご覧ください。

【悲報】沖縄移住は最悪！？沖縄移住は3年で8割が失敗する

沖縄移住は厳しい・・

沖縄移住の難しさを物語るようなデータがあります。

夢見て沖縄へ移住しても、3年で8割の人が失敗して帰ってしまうと言うのです。

引用記事：exciteニュース 「夢の沖縄移住生活」のまやかし…8割は本土へ戻る、生活コスト高く地元住民とトラブルも

引用記事は2016年のデータで少し古いですが、実際の感覚としては実数に近い数字だと思います。

というのも私の周りで、同じ時期に沖縄にやってきた当時の職場の同僚や、移住仲間の旧友などは、1、2年で帰っている人が多いです。

他の自治体と比べるとどうか不明ですが、3年で8割だと高確率で帰ってしまうということになります。むしろ3年残っている方がごく少数というのは、移住がかなり難しいと言うのがお分かり頂けるかと思います。

沖縄移住が失敗する4つの理由

沖縄の移住が高確率で失敗する理由はどこにあるのでしょうか！

「沖縄に住んでみて色々と想像と違った！」という意見も多いですが、考えられる主な理由は以下の通りです。

理由①気候

沖縄の気候に関連して、帰る人もいます。

• 台風が多さにうんざりする
• 湿度が高くすぐ物がかびてしまう
• 何ヶ月も続く高温にばてる
• 晴天の日が以外と少ない

このように、（沖縄の気候に最初は憧れを抱きますが）県外とは違う気候環境に慣れず、最悪体調を崩したり、嫌気がさしたりします。

気象庁によると、晴天と快晴の合計日数を足すと、全国35位という意外な結果になります。沖縄は海に囲まれているため、雲の発生も多く、台風も多いため年間降水量は2000ミリを超えます（東京は1500ミリ）。そのためイメージとは違い、常に快晴というわけでもありません。

しかし、気候に関して言えば悪いことばかりではありません！11月から4月の沖縄は暖かく1月でも20度以上超える日もあります。1月の後半には桜が咲き、コスモスやひまわりもこの時期多く咲きます。

県外の大雪のニュースを見ると、冬は沖縄で良かったと感じます！

理由②沖縄に飽きる

移住して最初の頃は、毎日海に行きますし、県外とは異なる沖縄の街並みを歩いているだけで楽しいです。毎日旅行気分になります！

しかし移住して1年ぐらい経つと、沖縄の観光地や遊び場はほぼ行き尽くしてしまいます。

沖縄から外に出るには飛行機が必須で、中々気軽に県外に遊びにいけません。

遠出といっても沖縄県内で過ごすことが多いのが現状です。

毎日同じ職場に行き、毎週同じところに買い物に行き、週末は同じように家事をこなします。  

結局、住む場所が変わっただけで、やることは変わらないというのが現実です。

そのうち、沖縄にいる意味が見いだせなくなり帰ってしまう人がいるようです。

理由③友人・家族がいない寂しさ

これはどこに移住しても言えることですが、知らない場所に移住し、友人・家族・知り合いもいない場合、寂しさが溢れホームシックのような感覚になる人もいます。

特に沖縄の場合、県外に行くのに飛行機を使わなければならず、中々会いたくても会えないという環境も特に寂しく感じるのかもしれません。

理由④交通が不便

沖縄は交通に関して、とても不便だと感じます。

沖縄には鉄道がありません。モノレールが通っているとは言え、那覇市内だけなので那覇市以外に住むと車が必須になります！もちろんバスもありますが、交通渋滞が激しい上、本数も少ないため、使い勝手が悪いです。

車を使うにしても、「沖縄は一家に一台どころか一人一台！」、「学校の習い事は家族が車で迎える」ことがほとんどなので、都市部のラッシュはすさまじいです。

いつも30分で行ける距離がラッシュ時では倍以上かかることは良くあります。

新しく道路も作られて、更に鉄道の計画があるので、何とか対策をしようと頑張ってはいると思いますが。改善が必要ですね。

沖縄移住失敗の最大の理由は金銭面

これまで沖縄移住が失敗する理由を4つ解説しました。

大体よく言われるのはこのあたりですが、私個人的には「気候が嫌だから帰りたい！」「沖縄に飽きたから帰りたい」と思ったことは一度もありません。

沖縄にも飽きていません。住んでみると、毎週のように沖縄ならではのイベントがやっていますし、まだ行ったことない飲食店やカフェもあります。

最近は公園巡りやグスク巡りなどもして、沖縄生活4年目を迎えても楽しんでいます。子育ての環境にも最適です。

しかし私は金銭面で一度、沖縄から離れようと思ったことがあります。私の周りの人も金銭面が原因で帰る人はいました。

どの沖縄移住失敗ブログにも必ず書いてある金銭面。

まさに沖縄移住で失敗する最大の理由は金銭面だと感じています！

次の章から沖縄の金銭事情についてリアルに解説します。

沖縄移住4つの金銭的問題

沖縄移住最大の失敗の要因は金銭的問題と紹介しました。

金銭的問題と一口に言っても、大まかすぎますのでどのような問題があるのか細かく見ていきましょう。

問題①給与が低い

2022年に県が発表した2019年の１人当たり県民所得は239万円で、全国最低でした。

全国平均は318万円で沖縄がいかに所得が低いかわかります。

理由は沖縄ならではの事情があるようです。沖縄移住を検討しており、沖縄の事情が知りたい方は、以下の本でそのあたりの事情を解説していますので是非、読んでみてください。

ハローワークや、求人を見ても中途採用の給与が20万を下回る条件が多いのが実情です。手取りにしたら余裕で20万円を下回ります。

特別なスキルを持つ職業であれば話は別ですが、何もスキルがない人にとって沖縄で企業に勤めることは給与が低いということを覚悟しなくてはいけません。

尚、沖縄には仕事がないわけではありません。仕事を選ばなければ求人はたくさんあります。特に憧れを抱くことが多い観光面の仕事も豊富にあります。

実際、「ホテルで働くために沖縄に移住したい！」など観光面の仕事をしたくて沖縄に移住したのであれば沖縄は最適かもしれません。（決して給与は高くありませんが）

問題②物価が高い

給与が低い割に物価はあまり他県と変わりません。

また輸送費の問題もあり、他県よりも高い物もあります。

ガソリン、食べ物全般（特に県外産の野菜や乳製品）、ネットショッピングの配送料、光熱費など、結構生活に欠かせない物が高いです。

昨今の物価高で、より高くなったなと実感します。

問題③出費が多い

住む場所にもよりますが、移動には車が必要だったり、エアコンを長期間使うことになったりと、移住後に予想よりも出費が多いなと感じる人も少なくないでしょう。

我が家の毎月の出費はこんな感じです。

食費	¥38,000（めっちゃ節約してます）
車関係	¥25,000（ガソリンなど）
水道光熱費	¥25,000※夏場
日用品	¥10,000
子供用品	¥10,000
レジャー	¥10,000
家賃	¥61000（2LDK那覇市郊外のかなり安い所に住んでいる）

その他保険や外食、保育園料などを入れると月に25万円くらいは払っています。

沖縄は車がほぼ必須なので、車検やら保険やら、自動車税などで我が家は2台で年間20万以上かかっています。もちろん那覇近辺や北谷などに住めば更に家賃の出費は増えます。また年2回の帰省で航空券の支払いなど沖縄ならではの出費もありますね。

問題④家賃が高い

意外と高いのが家賃。

その理由として移住者が増えたこと、観光用の土地需要の高騰により、土地の価格が上がっているからです。

しかもいい物件がでても、需要があるため直ぐにうまってしまいます。圧倒的に賃貸のアパートやマンションが足りていません。

那覇や移住者に人気の北谷や離島の宮古島・石垣島はもはや首都圏レベル！と言っても過言ではありません。那覇のワンルームは私が以前住んでいた千葉よりも家賃が高く設定されています。

那覇から離れるにつれて、家賃は安くなりますが、那覇周辺はかなり家賃が高くなることを覚悟していた方が良いでしょう。

【重要】沖縄移住を成功させるためには収入と時間の確保が大事！

金銭的事情を見てきました。

これだけ金銭的にマイナスな事が多いと、沖縄移住失敗の最大の理由は金銭的事情だという事がわかります。

一般的に沖縄で働く場合、収入が低いのにも関わらず、物価が高い事から、貯金を切り崩したり、我慢を強いられながら生活をする必要がでてきてしまいます。

給与が安いだけならまだしも、サービス業であれば休みが不定期、渋滞は激しく通勤だけでクタクタ。休みの日は1日泥のように眠るという生活に陥る可能性があります。そのうち、沖縄に何しに来たか分からなくなって、帰ってしまうということは十分ありえます。

沖縄移住を成功させるのであれば、まずは収入を上げる方法を考えること。そしてただ働くのではなく、時間を確保できる働き方をすること。

収入は子供2人の場合、貯蓄も含めると世帯収入で最低手取り30万円台後半は必要。

特にこれから移住を検討している方は、次の2つを意識して働き方を考えてみてください。

• 収入を上げること
• 時間を確保できる働き方を選択すること

【解決策】沖縄移住を成功させるおすすめの働き方2つ

「収入を上げること」
「時間を確保できる働き方を選択すること」

この2つをクリアできると、沖縄移住がかなり楽しくなること間違いなしです。

おすすめの働き方を2つ解説していきます。

２つの共通点はどちらも在宅という事です！

働き方①在宅OK（フルリモート）の県外の企業に転職

沖縄移住を成功させるおすすめの働き方1つ目は、完全在宅の県外の企業に転職（就職することです。）

県外の企業は沖縄より給与が高いケースが多く、特に東京の企業の場合、東京の給与価格で沖縄に住む事ができるので、低収入に困ることはありません。

また、在宅なので沖縄の交通に悩まされることもありません。

沖縄にはオシャレなカフェやコワーキングスペースもいくつもあり、作業場所を気分で変える事ができるので、何年沖縄にいても飽きることはありません。台風の日も出勤する事なく、在宅で仕事が可能です。

在宅だとネット環境が整っていれば住む場所も自由に決められます！離島に住んだり、海のそばに住んだりと理想の居住環境も手に入ります。

在宅の仕事に転職する場合、既にWeb関連の仕事をしている人は、直ぐにでも行動を起こせるはずです。

とは言え「在宅なんてスキルがある人や何らかしらの経験がある人向けでしょ？」

と思う方も多いと思いますが、最近では未経験でもスキルがなくても、最初から在宅で採用する企業も増えてきています。

最初から諦めずに探してみましょう。

働き方②在宅フリーランス

難易度は上がりますが、在宅フリーランスになれば、時間の拘束もないですし、収入も青天井です。収入が上がり、自由な時間が増えることでますます沖縄生活が楽しめます！

既に在宅できるWebスキルをお持ちの方やIT企業などに就職している方は、沖縄移住の際、在宅フリーランスとして思い切って独立する決断をするのもおすすめです。

沖縄移住と在宅フリーランスの相性は抜群。

収入も上げつつ、沖縄を楽しむ。時々県外や海外に旅行をする。働く時間を自分で決められることがフリーランスの特権です。

フリーランスのメリットデメリットを筆者がまさに今の状況をもとに解説しています！別記事【フリーランスは楽しすぎ？メリットでデメリットも解説 ↗︎】をご覧ください。

スキルがないなら身につけよう！

スキルがあれば、完全在宅の職に転職できる確率も上がりますし、フリーランスとして思い切って独立する事も可能です！

と諦めかけたあなた。

スキルも経験もない人は、スキルがないからと言って移住を諦めるのではなく、一旦集中してスキル習得を目指してみませんか？

移住という人生を大きく変えようとしている決断をしているあなたなら、真剣にやればスキルを身につける事ができるはずです。

この場合、スキル習得して移住するまでに年単位の準備（早くて1年）が必要になりますが、沖縄移住を成功させるため、働き方は重要です。沖縄移住の仕事面は慎重にいきましょう。

是非しっかりスキルを身につけて、沖縄移住を楽しみましょう！

もう一度お伝えしますが、沖縄移住に大事なのは以下2つです。
・収入を上げること
・時間を確保できる働き方を選択すること

おすすめはWebスキル

数あるスキルの中で、おすすめは需要の高いWebスキルです。

パソコン1台あれば、Webスキルの勉強ができますし、ほとんどの仕事が在宅で完結します。フリーランスや在宅の仕事を探すのであれば、Webスキル一択でしょう。

Webスキルは主にプログラミングや、Webデザイン、Webマーケティングがあります。

おすすめのWebスキルについては以下の記事で、解説していますので是非ご覧ください。

移住の第一歩はスキルを身につけることから始めてみましょう。

筆者体験談

最後に沖縄移住をした筆者の体験談を紹介して、ブログを終わろうと思います。

リアルな体験を解説しますので、是非沖縄移住の参考にしてください。

筆者は2019年移住し、未経験でWebスキルを習得、副業を経てフリーランスになりました。

冒頭紹介したように沖縄きてから全部が順風満帆ではなく、コロナもあり金銭面（子育て疲れもありますが）で一度沖縄を離れようと思った事があります。

移住してからの流れは大まか以下の通りです。

移住前にしっかり仕事のことを考え、（移住前に）在宅できるスキルを身につければよかった！と今では感じています。もちろんその時は、沖縄に早く移住したいがために、仕事のことをあまり考えておらず、職場も給料がやや高め！ということだけで決めました。

未経験でもスキルを身につけることはかなり大変でしたが、おかげでフリーランスにもなれて、今では移住生活を楽しくしています。

別記事【未経験からWeb制作フリーランス・Webコーダーになるには？現役コーダーが方法を解説 ↗︎】でフリーランスになるまでの過程を赤裸々に解説しています！是非沖縄移住の参考にしてみてください！

現在は、前職の給料も超え、自由な時間も増えたので、ますます沖縄移住生活を楽しんでいます。

まとめ：沖縄移住のためにしっかり準備をしよう

今まで解説した通り、沖縄移住が失敗する人が多いのも事実です。

沖縄移住は人によって合う合わないもあり、本土とは違う環境に慣れないことも多いです！そのため沖縄移住はおすすめ！ と声を大にして言えるわけではありませんが、仕事面をクリアできれば、沖縄移住を楽しく成功する確率が上がります！

「行ったらなんとかなる！」精神も大事ですが、大前提に準備が必要です！

沖縄に移住する前に、現地の事情を確認したり、実際に短期間でも住んでみる事も大事！私も移住前に何回か通いました！短期間であれば、休みを利用して働きながら、沖縄に住んでみるのもありです！アルファリゾートなどのリゾートバイトの求人サイトを利用して、沖縄を確認してみてください。

特に仕事周りの準備をしっかり行い、憧れの沖縄移住を成功させましょう！

最後までご覧いただきありがとうございました。

フリーランス関連や筆者のWeb制作体験談を以下の記事で紹介中！沖縄移住の第一歩に是非ご覧ください。